夜、オージーのM氏とホテルで待ち合わせたら、私たち家族に配慮したらしく、知り合いの経営するオーストラリア料理から中国料理に変えたという。「でも、もの凄く庶民的なところだからビックリしないでね」と何度も言う。私たちはごく普通の中国人のいる庶民的なお店は大歓迎です。
それから、彼は大股で私たちを先導していく。行き先は九龍島尖沙咀(チムサーチョイ)の先端にあるスターフェリー乗り場。 尖沙咀と香港島の中環(セントラル)を結ぶ有名なフェリーで、100年もここを往復しているそうです。
昼間、私たちは地下鉄(海底トンネル)で中環(セントラル)まで移動しましたが、フェリーも楽しい。

しかも、夜のこの時間帯から9時頃までは、各ビルのイルミネーションは一段と華やかになり、あちこちでレーザー光線も発せられて、素晴らしい景観です。

ガイドブックにも夜に乗るよう書いてあったので、お勧め観光コースのようです。
1階と2階席があり、2階の方が高いですが、それでも数十円の単位ですから、是非2階がよいです。九龍側からなら左側に座るのがベターです。
夜景なんか、東京や横浜だって綺麗ョと思っていましたが、毎晩、このお値段で夜景ショーが見られるなんて、やはり香港の夜景は格段でした。
さて、フェリーを下りてタクシー2台に分乗して着いたところは、たしかに場末の雰囲気が漂う少し寂しげな街でした。 お店のある2階から下を見下ろしていますが、この店の1階は市場になっているようでした。

ちなみに、今回タクシーに分乗したりしましたが、このように別れて行動する場合、国際ローミングができる携帯は必需品ですね。 普段から国際ローミング対応携帯を持っている夫たちと連絡できるように、私たちも空港で借りて行きましたが、使い慣れていない携帯だと、いざというとき難しいので、最初から国際ローミング対応の携帯が便利かなと思いました。
帰国後、娘はすぐに携帯を買い換えていました。
もっとも、海外にいることを知らない人からの電話はちょっとお気の毒です。夫もロッキーの山中で釣りをしていたときに日本からの電話がかかってきてビックリしたことがあるそうです。海外と知らなかった相手は請求にもっとビックリするでしょう(笑;)