今回はもちろん那須温泉に入ることが一番の目的でした。
那須(湯元)温泉は、那須温泉神社のすぐ下にある日帰り入浴の「鹿の湯」が有名でして、その温泉を引くいくつかの旅館街があり、どれも道路沿いの割に素朴な雰囲気の宿です。
第一目的の「鹿の湯」はかなり混んでいたので、翌日に回すことにして、近くの鹿の湯を引く展望の良い旅館に日帰り入浴をしました。 加温なし消毒なし・・・かけ流しに昼から貸切状態で入れるのは至福の時間です♨

展望が良いのは男性のお風呂のようで、女性のはさほど展望が開けているとは言い難いのですが、乳白色のかけ流しのお湯はとても気持ちが良いものでした。
その日の宿泊は、那須の御用邸の近くの静かな旅館です。この旅館に昭和天皇が来館されて、那須の景観を気に入られて御用邸を建てられたということだそうです。
乳白色ではないのですが、自家源泉でかけ流しの露天風呂はとても気持ちが良かったです。

エドはいつものように車中泊です。 今回はゲージを入れずに後部トランクでフリーにしてみました。

この宿の玄関前に咲いていたアケビの花
アケビはあまり目の前で花を見ないので、この不思議な造形はいつ見ても驚くし、感動しますね〜〜

同じ枝に雌雄の花があり、大きいのが雌花で、てまりのような可愛いネジネジバナが雄花だそうです。

近くを散歩してみますと、喰初寺(くいぞめじ)というお寺がありました。

日蓮聖人が病気療養のために来湯したときに巨石にお題目を墨書されたものをお弟子が刻んで後世に伝えたそうです。
九尾伝説もあるようです。。
(↓クリックすると拡大します)

少し遅めでしたが、見事な桜もあります。



境内でまた、ショウジョウバカマに出会えました^^


こちらは散歩で見かけた花たち

この那須の旅では、桜には期待していなかったのですが、いろいろな種類の桜と出会えました。

これはなんの花かな?

ゆったり温泉の後のお夕食も素敵でした。





朝ごはんも このぐらいが良いですね
さて、翌日、どうしても那須温泉元湯である「鹿の湯」に入って行きたいので、早めのチェックアウトをして、行ってみます。
駐車場はすでに満車近かったですが、なんとか無事に入れます^^
7世紀前半、約1300年前の舒明(じょめい)天皇の御世に開湯されたといわれます。狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していました。そこで鹿によって発見された「鹿の湯」と名づけたと伝えられています。
100%かけ流しで 白濁した硫黄泉
素朴な温泉です。日帰り施設ですから、廊下にロッカーがあるだけでとてもシンプルな作りです。

檜?の板張りで、四角い浴槽が女性は4つ並べられています。奥に階段があって、その先にもう一つ浴槽があり、温度が全て違っていて、書かれています。 42度とか43度、46度なんて言うのもあったりして・・・
乳白色のお湯が満たされていて、かけ流しですから流れ出るのが気持ち良いですね。ぬるいのから試してみるのですが・・・流石に高温のは苦手なんです。
ただ、下の浴槽は高温のように書いてあったのですが意外にも入れて、かえって気持ちよかった気がします。
いずれにしても強酸性の硫黄泉なので、長湯はしないように書かれています。

右手の建物が受付で、お風呂は左手の川沿いに並んでいます。


こういう素朴な日帰り温泉、大好きなんです^^ ここは素朴な雰囲気でとても良かったです。
もう少し温めが好みですが・・・入れただけマシで、贅沢言ってはいけませんね。
最初は宿の朝風呂で十分と言っていた相方も、結局はとても良い温泉だったと認めました^^