8月28日
帰る日ですが、同じ道を通るのがつまらないと運転手さんが言うので、それなら「奥塩原新湯温泉」に入りながら日光を抜けて帰りましょうと提案します^^
奥塩原温泉には元湯と新湯があるそうですが・・・その新湯に到着しますと・・・まだ火口がプツプツしてます。
日本中火口あり!ですね^^

新湯爆裂噴火跡と書かれています。バクレツフンカ!ってすごい響きですね〜〜

共同浴場が3ヶ所と、温泉旅館が何軒かあるのですが・・・
「狢(むじな)の湯」に向かいます。 階段をかなり降りていきます・・・

由来が書かれていますが・・・地すべりにより元湯が壊滅したときに新湯を開拓したとかなんとか・・・
噴火に地すべり・・・古来日本人はこうした自然のチカラに晒されながら、再起を繰り返しているんですね^^
(↓拡大します)

共同湯の屋根が見えてきました。

ここは、男女別で300円。
中に入ると熱気が・・・・先客が4人、1人は入れ違いで出ました。
3人共お湯には入っていない! サウナみたい? そう、ここもかなり熱かったんですw
ただ、お二人は常連さん、「大丈夫、
熱いけど火傷はしないよ』とおっしゃる。
もちろん水を入れられる状況ではないです。足を入れてみると・・・痺れる感覚で、とても入れません。

常連さんに熱い湯の入り方を教わりました。とにかく、かけ湯を何度もして体を慣らすことと、足だけ入れてはダメで肩まできちんと入ること・・2回ほど繰り返せば入れるようになる・・・・とか^^;
火傷はしないそうなのと、あとの人たちが見ててくれるので、思い切って体を沈めてみましたが、1回目はすぐに飛び出て^^; 2回目は静かに少しだけ入れました。 やはり足先からジンジンしてきます。
常連さんたちはもう3時間そうして入っているそうです。。。。ほぼ毎週末にいらしているそうで、、腰の痛いのに効くからだそうです。
男湯になっている方が、足元湧出(奥の岩から滲みみ出てくる)だそうで、そちらは更に熱いそうです。来年の4月に男女が入れ替わるので、来年の今頃の女湯は更に熱いはずとか・・・ヒェ〜〜〜ですね。
でも、2回克服できたので、ヨシとします。
むじなの湯のすぐ上には大師堂。
宇都宮藩の藩主の庇護のもとにあり、歴代の藩主たちが入ったむじなの湯だそうです。

再び階段を上る途中に有ったこの花。。。何でしょうか?
ホタルブクロにしては大きすぎて・・・?

上の「寺の湯」は混浴なので、はなから諦めます。
元は寺が有ったというから、爆裂火口で寺は消えたのかな〜〜?

こちらは「中の湯』、泥湯のようなな感じと常連さんが言うから、覗いてみたかったのですが・・・なんと男湯は入れたようですが、女湯は中から鍵がかけられていました(ーー;)
え~~?そんなのありですか?と思いましたが、 人を信じられないのか、それともうっかり鍵をかけてしまったのか?まあ、うっかりであってほしいですね。。
何度かガチャとひねってみましたが、開く気配はなく残念でした。。。共同湯でこういうのも初体験でした。

まあ、そういうわけで、秘湯好きですと必ず目にする奥塩原新湯を楽しんできました。
このあとは、日塩ラインを通り抜けたのですが・・・濃霧で景色はまったくみえず。
写真ですと明るく見えるのですが、人間の目ですともっと濃い霧でほとんど見えない感じになります。
紅葉の景勝地らしいのですが、時期外れとはいえ、この濃霧ではどうしようもないですね〜〜

鬼怒川温泉を通り抜けて、もう少しすると日光です。