前沢の曲家を見学してから、檜枝岐温泉に向かいます。
その前に大桃地区を通ったら『大桃の舞台』と言うのぼりを見つけて、立ち寄ってみました。
大通りから少し奥まった道沿いにあり、重要有形民俗文化財に指定されている農村舞台だそうです。

江戸時代には南会津地域全体が天領だったそうで、この頃に農民歌舞伎が盛んだったようです。
雪深い地方ならではの娯楽だったのでしょう。
この地方独特の「兜(かぶと)造り」と呼ばれる茅葺屋根で、いまだに年に1回は「大桃の夢舞台』と言うイベントが開かれているそうです。

檜枝岐方面にしばらく向かう沼田街道沿いに滝が見えてきます
名のある滝では無いのかもしれませんが、霧も立ち込めてきて、山奥に来た〜〜という気がします。

すぐ近くには屏風岩という名勝地?らしきところも
伊南川の急流が作った奇岩でしょうか、おそらく紅葉シーズンは美しいことでしょう

さて、尾瀬檜枝岐温泉ですが・・・

村の日帰り温泉が3ヶ所有るらしいのですが、とりあえず、奥の高台に有る「燧(ひうち)の湯」に入ってみます。
掛け流しということです。

もう少し奥に行けば尾瀬という緑を眺めながらの露天風呂は気持ち良いです^^

この桧枝岐温泉は湯量が豊富で、旅館や民宿だけではなく一般家庭にも全部温泉が供給されているというのは羨ましいですね。
ナナカマドの実が赤く色づいています。

檜枝岐にも『舞台』があるらしいのですが、街道沿いにノボリは見たのですが、何処に有るかという案内は見当たらず・・・車はこういうときは不便ですね〜〜下りて探すほどもなく通り過ぎました。
代わりに、街道沿いの六地蔵は見つけました^^

こうして、鮎釣りはできなかったものの、それなりの観光と温泉は楽しめた南会津でした。