冬の福島その8、甲子温泉
2016/04/06/10:00(Wed)
もう4月も数日、春爛漫で桜の季節ですが、もうしばらく冬の福島にお付き合いをよろしく・・・

2月21日に宿泊したのは、甲子(かし)温泉の一軒宿
公式サイトによると、発見は1384年で、宿は1636年から400年の歴史を持つ老舗だそうです。

源泉掛け流しで、以前は冬季閉鎖の秘湯でしたが、2009年に国道289号が白河まで開通したため、リニューアルして現代的な設備となり、日本秘湯を守る会の中でもかなり人気の宿だそうです。源泉湯宿の会にも入っています。
真冬にもかかわらず、土曜日は満室で、しかたなく日曜日に宿泊することにしたのです。



ということで伺いましたが、さすがに寒い!
あらかじめ旅館からは、「車で来るなら四駆車で冬用タイヤが必須」と言われていましたので、そのためにこの旅はジープにしました。
トンネルから急坂を下るし、風が冷たくてやや吹雪?という感じで、到着した時に駐車場は凍っていました。

エドを散歩できるような場所もなさそうで、この日は敷地内で済ませたほうが安全な様子でした。
ただ、秘湯とはいえ建物は新しいので、館内・室内はとても暖かく過ごせますし、トイレもウォッシュレットです^^




到着してすぐに温泉に入ったのですが、一番のオススメは「大岩風呂」
早朝と夜に女性専用時間があるのですが、原則的に混浴です。

隣に女性専用の櫻の湯もあるので、とりあえず行ってみます・・・本館から長い階段を降りていくのですが、そこで会った元気の良いオバさま3人組が是非大岩風呂に入りなさいと勧めてくれました。彼女たちも入ってきたが、今は男性が一人いるだけで、その人ももうすぐ上がるだろうというのです。

ということで混浴へ・・・たしかに、オジさまと入れ違い。
これがビックリのお風呂でした。

縦5m横15m。深さが最大で1.2m。150年の歴史のあるお風呂だそうで、この広さで貸切となりました。
湯口から流れ出る温泉は40度ちょいぐらいでしょうか? それとは別に、足元から時折プツ、プツ、と気泡が湧き上がってきます。足下自噴の湯が30度ぐらいのぬる湯だそうです。全体に40度すこし下がるぐらいのややぬるめですが、私には丁度良いぐらいで長く入れます。(書き方が悪かったようで、直しました^^)

(↓はHPからお借りしました)夕方で、足元が見えないぐらい薄暗かったです。

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薄暗いなかにランプ(風の電気?)で情緒がありますが、建物の隙間から時折雪が舞ってくるのです。
谷間なので強い風で地吹雪のように雪が吹き上がるので、入り込んでくるようです。
湯船の中に大きな石があってそれが「子宝石」だとか・・・情緒たっぷりというか、格段に風情がありました。

帰りがけに隣の櫻の湯を覗いてみたら、そこは総檜でまた全然違う優しい雰囲気です。

ただ、大風呂には夕方明るいうちに入った一回だけ・・・屋根のある階段を降りて鉄の橋を渡ってお風呂場に行くのですが・・・その橋を渡るときの寒さといったら!! 浴衣の上にダウンを羽織っていって正解でした。

しかし、阿武隈川源流から吹き上げる風の冷たさと、雪が積もって凍っている橋を夜や早朝に渡る勇気はありませんでした。

また夏や紅葉の時なら全然違うでしょうね・・・リピーターが多いというのも納得です。



夜は、本館の恵比寿の湯に入りましたが・・・またもや、3人組のオバさまが、露天風呂から戻ってきました。
私にも露天に入ってらっしゃいと、しきりに勧めるのですが・・・寒いです。
10歩以上歩かないと行かれないぐらい離れています。しかも外は地吹雪なんです^^;

熱い湯をかぶって走って行きなさいと(笑) その上、髪の毛が凍ってパリパリになったと笑ってるんですw
一人なら絶対に入らないつもりでしたが、この3人がいるので、思い切って行ってみました^^

何事も経験といいますが・・・時折ピューッと横なぐりの地吹雪が吹く中で露天風呂に入るとは思いもしない経験でした。

丁度ターバン巻いてシャワーキャップをかぶっていたからマシでしたが、風が強い時は手桶で頭を守らないと息ができないぐらいでした。まあ、物好きというしかないか・・・・

まあ、少々入ってから、風の落ち着く時を見計らってアタフタと戻りました。これも元気の良いオバさまたちのおかげです。秘湯ツァーの参加者たちだそうです。話しているのもどこそこの温泉が・・・というマニアたちのようでした。

(↓はHPからお借りしました)こんなのどかな時にまた入りたいですね〜〜(笑;)

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そんなこんなで、温泉はとても良かったですが、お食事も値段からすると良かったです。


前菜は岩魚の刺身・・・下の川のですかと聞きましたら、阿武隈川の魚はいまだに食べではいけないそうです。
これだけ環境が良いのに勿体無いことです。マッタクね・・・・

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お野菜山菜が多い、優しい食事です。

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          馬刺しはオススメだというので追加メニューで一皿頼みました。
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この岩魚のゴマ焼きだったかな? 頭からボリボリ食べられて、とても美味しかったです。
最近、東北をまわってみましたが、どこも味が濃いとかしょっぱいとは感じないですね。

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朝ごはんも、野菜多めで至極まっとうな家庭の朝ごはん風で好感が持てました。

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新緑か紅葉の時期にまた再訪したくなる宿でした。
ツァーの人たちは新幹線で新白河まで来て、宿の送迎車で来たそうで、翌日は那須方面に行くそうです。
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コメント
- 温泉 -
温泉宿に泊まっても 気が向かなければ 温泉に入らなくても可
という いい加減な性格ですが 先日 孫たちといった 近場の
お湯は 月末で 人が少なかったせいか すごく体に良かったみたいで 
娘も 確かに よく効いたといってました。これからは
われもこうさんのように よい温泉を探して 行ってみようと思います。
2016/04/07 13:52  | URL | 小紋 #-[ 編集]
- 小紋さん、こんにちは -

> 先日 孫たちといった 近場の
> お湯は 月末で 人が少なかったせいか すごく体に良かったみたいで 

九州にはとても良いところがたくさん^^
私は、熱い湯もダメで長風呂も苦手なのですが・・・温泉には情緒があります。
殿さまに愛されたところから庶民のところ・・それぞれの歴史も楽しいですよ^^

まあ、非日常でのんびりゆったり過ごせるのが一番体に効く気もします^^
2016/04/09 16:48  | URL | われもこう #-[ 編集]
-  -
30度ですか
しかも冬場・・
それでも温まってくるのでしょうね
不思議

季節の良い時に尋ねてみたいです
甲子温泉・・・でも混浴ですか~

2016/04/10 08:50  | URL | Hulaさん #amXlFcx2[ 編集]
- Hulaさん さま、こんにちは -

> 30度ですか

あ〜〜いえ、書き方が悪かったですね^^;
湯口から出るお湯は42度ぐらいかな? 足元からぬるいお湯がプツプツ湧くので、少し下がって40度ぐらいでしたでしょうか・・・熱湯好きにはものたりないぐらいですが、私にはちょうど良いぐらい

> 季節の良い時に尋ねてみたいです

ええ、夏か秋に訪れてみたいです。時間によっては女性だけの時間もあるのですよ^^
夜間か早朝だったかな・・・
ただ、あとで階段を登るのが大変なのか、岩風呂に入る人は少なかったです^^
2016/04/10 17:33  | URL | われもこう #-[ 編集]
- こんばんは -
たくさんアップがあって、どこにしようかなと・・・
みんな見てきましたが、ここにしました。
甲子温泉は「かしおんせん」なのですね。ずっと「かっしおんせん」だと思っていました。
この温泉近くの河原にテントを張って。この二人の沢歩きをしました。しかし2日目に私が捻挫をして阿武隈川の源流を登れなかったのが心残りでした。ぴっこをひきながら敗退したのは45年くらい前のことです。
当時は温泉なんて贅沢と温泉にも入らず、ひたすら山という青春でした。

甲子温泉は入りませんでしたが、甲子山と甲子峠は登りました。
懐かしい思い出を思いださせてくれてありがとうございました。
2016/04/11 20:01  | URL | オコジョ #H6hNXAII[ 編集]
- オコジョさん、こんばんは -
> たくさんアップがあって、どこにしようかなと・・・
> みんな見てきましたが、ここにしました。

ありがとうございます。
あれこれ溜め込んでまだ冬の記事で少々焦っていますが・・・まあ、いつものことかな?(滝汗;)

> この温泉近くの河原にテントを張って。この二人の沢歩きをしました。しかし2日目に私が捻挫をして阿武隈川の源流を登れなかったのが心残りでした。ぴっこをひきながら敗退したのは45年くらい前のことです。

阿武隈川源流近く・・・そうですね。谷川が流れていて、めちゃくちゃ寒かったです。
沢歩きとはまたすごく大変そうだけど、体力があれば楽しそうですね。

阿武隈川は今は原発の影響が残っているそうで悲しいです。
オコジョさんの行かれた当時はここが一軒宿だったとおもいますが、少し下流に新甲子温泉ができて、ハイキングなどもできそうな場所になっていました。
この宿も数年前に建て替えられたそうで、当時の面影はまるで無いと思います。

> 当時は温泉なんて贅沢と温泉にも入らず、ひたすら山という青春でした。

私も若い頃から旅好きでしたが、温泉に好んで入るようになったのはここ数年ぐらいですね^^

でも、たしか大学生の時に、両親と温泉に行く旅を企画して、しぶしぶ付いてきた病弱な母が、帰りにはとても元気になってすごく喜んでくれたことが、最初の温泉で感動した記憶です。

それがどこだったか・・橋を渡る一軒宿で、湯治場もあって、若山牧水碑があったので、猿ヶ京か水上?なのですが、今一つはっきりしないのです。それこそ40年ぐらいまでで、当時の面影のある温泉が見つからないのです。。ものすごく変わってしまったのでしょうね〜〜

> 懐かしい思い出を思いださせてくれてありがとうございました。

こちらこそ、ついでに思い出話してしまいました^^

2016/04/13 00:26  | URL | われもこう #-[ 編集]
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