* 8月1日
いよいよ東北の旅に出発です。
最初は単純に東北の夏まつりを見に行くつもりでしたが、どうせなら白神山地を回ろうかと欲張り・・・土地勘も距離感も無く、自分で宿と交通の手配をするのはかなり大変でした。
というわけで、いつもどおりの行き当たりばったり・・宿さえあればなんとかなるであろうと見切り発車です。
朝食は機内で摂り、丸一日を有効に使います。
まず降り立ったのは秋田の大館能代空港(ソンナクウコウアッタノカ?)
曇り空のなか、緑は濃くて、なかなか期待が上がります
降りた第一印象は,肌寒い!! この日は酷暑の東京とはあまりに気温が違っていました。半袖では鳥肌が立つぐらいです。
まだ東北は梅雨が上がっていなくて、一番心配していた天気もやや曇り、山あいは雨らしい
ここでチビ車を借りて、まず、弘前へ向かいます。
途中の碑(↓拡大します)
小林多喜二の生誕地だそうです。北海道のイメージでしたが、生誕は秋田だったのですね。
弘前市内をぶらつくと、やはり目につくのは「弘前ねぷた」です。
この日の8月1日から開催が始まり、特大の格納庫に収められて準備中でした。
HPによりますと、『弘前ねぷたまつりは、三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く夏まつりです。由来は諸説ありますが、忙しい夏の農作業の妨げとなる眠気や怠け心などを流す、「眠り流し」という農民行事から生まれたとのことです。』
巨大な太鼓ですが、津軽剛情張大太鼓だそうです。
これを打ち鳴らす姿は、かなり勇壮なのだろうと・・・まるで予備知識がなかった弘前ねぷたまつりを見ない選択をしたことをちょっぴり後悔しました。
こちらが扇形のねぷたですね。 灯りがはいれば美しいことでしょう
少し先を歩くと、再び格納庫です。
こちらのねぷたは一台だけのようですが・・・なにやら作業中です
皆で太鼓を締めていたのです。
今夜から始まる祭りの準備が急ピッチで進められている様子が伺えました。
当初は靑森に宿が取れず,弘前の2日目のねぷたを見学する予定でしたが、キャンセル待ちで靑森に宿が取れた段階で泣く泣く弘前をやめた経緯があります。
限られた時間で、あれもこれも・・は難しいので、弘前ねぷたは準備をチラ見で終わります。
この日は、すぐに白神山地へ向かう予定でしたが、雨模様という情報でもう少し弘前市内をぶらついて、遅めに白神に着く予定です。
その白神山地へ向かう途中、市内に向かうねぷたに何度か出会いました。
原チャの先導でブルドーザーに引かれるねぷた^^
こちらはトラックに積まれて・・・まつりに向けた心意気が伝わってくるようで,その心意気を楽しませてもらいました。
* 今回の東北の旅は、夏まつり見学と白神山地散策をどう両立させるか,行程をかなり悩みました。
また、日記をアップするにも、順番をどうしようか、まつりと散策を固めようかとも悩みましたが、単純に時系列で追うのが一番楽なので、そんな感じでゆる〜〜く旅の記録を残していきます^^;