2017 09 ≪  10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 11
夏休みに富岡製糸工場へ(その3)
2012/09/28(Fri) 17:45
* (なかなかPCの前に座る時間がとれなくて <(_ _)>)  まだまだ、夏休みの富岡製糸場の続きです。

次は繰糸場です

富岡49

ここは、内部を見ることができて写真撮影も可能でした。

富岡51

左奥につづく渡り廊下は、かなり後年のもののようです。富岡は冬が寒いので、外に出ることなく移動できるよう増築された部分です。

富岡52

工場内部の天井部分

富岡53

機械はまだ新しそうで、日産製というのが不思議?でしたら、なんと昭和62年頃まで操業していたと言うのです。今にも動きそうなはずです。

富岡54

明治5年開業から明治26年ぐらいまでは官営でしたが、その後は三井家に払い下げられ、昭和14年からは長野の片倉工業が所有していたそうです。

ここにいた係員のかたは、とても親切で感じも良くて、詳しく説明してくださいました。

富岡46

外回り、木骨煉瓦造りです。

富岡47

これだけの木材の切り出し運搬を明治初期にやってのけたわけですね。また、礎石部分を見ても、当時の職人の技と努力がみえます。

富岡48

この積み重なった屋根について説明してくれました。

富岡50

この一番上の木の窓は、換気のために毎朝専門の人によって開けられ、また天候に応じて閉じられていたというのです。

富岡55

堂々たる鬼瓦は、洋上に浮かぶ太陽・・日出ずる国を象徴しているそうです。
当時の気概が感じられます。

富岡56

では、もっと奥に進みましょう

富岡57

診療所です。これは片倉工業時代の昭和の建物だそうです。

富岡58

↓クリックすると拡大します

富岡33


そして、ブリュナ館

富岡59


↓クリックすると拡大します。ブリュナ館の説明です。

富岡34

この製糸場は、フランス人のポール・ブリュナの指導の下でフランス人が設計して、それを日本人が建設したものだそうです。
そのブリュナが家族と共に明治8年まで暮らしていた建物で、食糧貯蔵の地下室もあるそうです。

富岡60


突き当たりの柵の向こうは、はるか下に川が流れています。

富岡62

ここには、今は見ることはできないのですが、煉瓦造りの排水溝がいまだに残っていて、雨水の排水溝としては現役だそうです。
工場排水や雨水を鏑川に流す下水道が整備されていたというのは、当時としては画期的なんでしょうね。

富岡36


さて、私が興味を持っていた女工さんの寮は、この白い建物のずっと先の赤い寂れた建物です。

富岡61

↓、クリックすると拡大します。

富岡35

この先は立ち入り禁止ですので、望遠でやっとこさっとこ・・・

富岡64


診療所が整備されていたとかは書かれているのですが、実際の女工さんの暮らしぶりなどはHPでもパンフレットにも書かれていないのは、かなり不満が残るところです。

富岡63

富岡製糸は、製糸場という特性から紡績工場とは違ってやや優遇されていたのかなという気もしますが、実際の操業の様子を負の部分も含めて展示して始めて歴史遺産なのではないでしょうか。

説明不足の部分もかなりありますし、1万5千坪という敷地に対して、立ち入り禁止が多くてフラストレーションも溜まります。


世界遺産に登録されるとしたら、まだまだ改善の余地はかなりありそうです。

富岡26

そして、大不満がもうひとーーつ!!
右の通路を通って奥の中庭を見てきたのですが・・・帰りに同じく通路を通ろうとしたら、係員のオヂサン曰く「犬はこの通路を通ってはいけませんから抱いてください」

??25kgのワンコを抱けるはずはないです〜〜〜ナナント、長い東繭倉庫をぐるっと回って来いというのです。

人間はいくらでも通れます。たとえピンヒールを履いていても(汗;)爪を立てるわけでもお○○こするわけでもないのに・・・・

ペットは入場OKですと、受付でもきちんと建物の内部以外は大丈夫と言われていました。明らかに、犬嫌いの係員の偏見のある意地悪と解釈できました。通路を通れないのなら、前もってそれなりの説明をして、そのときどきで違う対応ではなくいつも同じ対応にするべきだと思いました(


富岡67


つまり、世界遺産に登録するには、ハード面でもソフト面でも課題がたくさんあると感じたのです。


それはともかく、世界遺産云々は別にしても、日本の革新的黎明期に建てられた富国強兵政策の要と言えるこの建物は、一度は見る価値があるとおもいました。
ぐだぐだ長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございます。


この後は、再び上信越道を北上しました。山でお昼ご飯の予約をしていたのですが、富岡での寄り道している間に、軽井沢の手前で渋滞が発生していて、間に合うかとても焦ったわれもこう家でした(^^;)



夏休みに富岡製糸工場へ(その1)は、コチラ
夏休みに富岡製糸工場へ(その2)は、コチラ
夏休みに富岡製糸工場へ(その3)は、コチラ

この記事のURL | おでかけ | CM(4) | TB(0) | ▲ top
<<ナガノパープル | メイン | 夏休みに富岡製糸工場へ(その2)>>
コメント
-  -
あ~ やっぱりこの間寄って来るべきでした(^^;
娘の吹奏楽を見に行った群馬の帰りに
akiは寄ろうと言ったのですが、私の方が体力的に自信がなく
今回は諦めてしまいましたが・・
やっぱり行くべきでした。
とても広いんですね。
たっぷり見応えがありそうです♪
結構時間掛かりましたか?
色々な課題がまだまだありそうですが
見る価値はありそうですね。
しかしワンちゃんの件は、良く分からない発言ですね。
しっかりとした説明が事前にあるべきです。
そんな矛盾が至る所にありますね(^^;
2012/09/28 22:19  | URL | kaboとaki #lMBqkpAs[ 編集] ▲ top
- 富岡 -
 この製糸工場は、悲惨な女性の物語を思い起こしますね。

 戦後の貧しい時代の歴史遺産なのですね。
2012/09/29 09:40  | URL | あやめ #-[ 編集] ▲ top
- kaboとaki 様、こんにちは -
> あ~ やっぱりこの間寄って来るべきでした(^^;

吹奏楽の帰りでしたら、やはりお疲れでしょう
まだ暑い日でしたから、もうすこし気候的に良いときにいらした方が無難です。
富岡は暑いところですし、砂利の照り返しでさらに暑かったですもの。

> 結構時間掛かりましたか?

見方にもよるのでしょうが、ワンを待たせながらでしたのでさらりと見て一時間ほどでした^^

神社仏閣でも、わんこがOKのところもあれば、まるでダメのところも・・・日本ではペットの受け入れ態勢は整ってはいませんね。ヨーロッパでは、ホテルのロビーなどでも大丈夫なところがあるというのに〜〜〜

確かに、しつけの悪い子もいるには居ますが・・・それは飼い主さんの判断でわかると思うんですよね〜〜
2012/09/29 12:25  | URL |  われもこう #-[ 編集] ▲ top
- あやめさん、こんにちは -
>  この製糸工場は、悲惨な女性の物語を思い起こしますね。


あやめさん、戦前のお話ですが・・・女工哀史はいわゆる諏訪や岡谷の紡績工場なので、この富岡製糸場とイコールではないと思いますが、富国強兵の国策を支えたのは若い女性の働き手だったことは確かですね。

2012/09/29 15:34  | URL |  われもこう #-[ 編集] ▲ top
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://waremosiro.blog55.fc2.com/tb.php/1870-75c17f1f

| メイン |