翌朝、鉛温泉のまわりをワンと散歩してみました。
旅館を出て、少し上流の高い橋の上から見ています。川沿いの旅館です。
橋を渡ると、意外にも川沿いからは想像できないような広い田園風景が広がっていました。
神社がありましたから、寄ってみます。
小さいながらも奥社まであります。
馬頭観音も・・・
鉛鉱山の沿革が書かれているのですが・・・
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鴬沢鉱山と書かれていて、それは宮城県北部にあるはずで、少し混乱しましたが、どうやらその会社がこの地での亜鉛の鉱山も手がけていたようです。
今は静かな田園ですが、鉱山(もっと上流にあるらしいい)のあるころは、従業員1500名、鉄道も敷かれて大正7年には1万トン余生産していたとのことです。賢治の子ども時代には、とても賑わっていたようです。
その後、欧州戦争の余波で休止して、昭和の戦前から再開していたようですが、戦後に完全閉山とのことでした。
ツルアジサイでしょうか?
ウバユリも、まだつぼみだから葉がしっかりあって姥ではなさそう(笑;)
相方が、(ナントカ)グミと呼んだのですが・・・?
信州でも川のそばによく有って、種の周りだけが甘いとか・・・
きれいな赤でしたが、食べるのはお断りしました・・・
積雪期の暮らしは厳しそうですね〜〜
宿の前の川もそうですが、この小さな川も底が固い岩盤のようです。
イワナのような魚がいて、それを眺める地元の方と少しお話ししました。
鉛鉱山はまだ先の山奥らしいのですが・・・そのかたが言うには、金も多少は採れていたのでは?と、金山といえばお上に聞こえるので鉛と言っていたとか・・・? 真偽は確かめようがないのですが、ちょっと夢のある話ですね^^
マタタビでしょうか?白化した葉の木がたくさんある谷でした。
こちらは園芸種みたいですが、野生化してる感じです。
宿の下流の橋に戻ってきました。
鉛温泉は一軒宿ということでしたが、もう一軒ありますね〜〜同じ経営なのかな?
新しい方は、すべて露天風呂付きのお部屋だそうで、お値段も倍ぐらいするようです。
今どき流行の隠れ家風なのでしょうが、あの素敵な温泉やせっかくの川沿いの露天風呂に入れないのは残念だと思いますね^^
下は、地元の共同湯
関係者以外は入れないのは残念ですね〜〜別府などでは誰でも入れるんですが・・・
川から高台へ上がり、国道沿いには、スキー場がありました。
鉛温泉スキー場だそうです。
こじんまりしていますが、花巻から直ぐですから、冬場は賑わうのでしょうね。
朝ご飯をいただいてから、東北二日目の旅に出かけます。