お隣さんからいただいたくちなしの花です。
この香りが室内では強すぎるのですが、梅雨の玄関先にはあれこれ生活臭を消してくれますのでもってこいです。
花言葉も「洗練」「優雅」「清潔」「喜びを運ぶ」「私は幸せ者」
良いことずくめですね。
実が熟しても口を開かないことから「口無し」なんですって・・・
これから先は、私の独り言……
脳梗塞の後遺症で言葉を失った父、気力と食欲は健在でしたのに、5月の腸閉塞からの復活後、その気力と食欲までなくしてしまった。食が細くなるとあっという間に体力も落ちてしまうのが現実。
先週の金曜日に、突然担当医から「気分転換に一時帰宅したらどうですか?」と電話がありました。急きょケアマネさんに協力してもらって大慌てで準備して、土曜日から火曜日まで帰宅させてみました。
まあ、いわば在宅介護の予行演習といったところです。
ヘルパーさんたちの介助もいただいて、寝たきり状態ならかえって在宅看護でも大丈夫かな。私はただのコーディネーターに徹することができればこなせる自信もできそう~~と初日こそ思いましたが・・・
ヘルパーさん任せなら体は楽とはいえ、数時間おきに他人がはいる生活は精神的に長期はつらいかもuuuuu
・・・しかも、ベッドも電動ではないし、車椅子移動やら設備不足から辛い体勢を強いたりもしてしまい、だんだん夜から体調も不安定となり・・・・一筋縄ではいきません。
四日目にはまるで食欲なく、微熱体調不良で早く病院で手当を受けさせてあげたくなる。不慣れでやり方が悪いのか、簡単な介護でもこちらの体が悲鳴を上げてしまう。
何より、本人が思ったほどうれしそうな表情にならないことには少々めげました。たった4日間だけで甘ったれたこと言うな!でしょうが (ノ_・、)"
この道は♪~~~いつか行く道♪~~~
おかあさまと馬車で行く道~~
言語障害のいまでも「おかあさん」とは言える父
昔ながらの大家族そして戦争で息子たち(私の伯父たち)を亡くし苦労した母親(私の祖母)への想いをいつも話していた父。最後は母親への思いを抱きながら一人で歩いて行くしかない道と覚悟をきめるしかないのでしょうが
もしかするとハンストなのかなと担当医は言うのです。口が利けるなら、今、何をどう思っているのかじっくり聞いてあげられるのですが、本人が一番もどかしいのでしょうね、せつないです。
父の老後は自分の老後の鏡です。まだまだ宿題は続きます・・・